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「Dear Monster」シリーズに新たにラインナップされるスピニングモデル3機種「MX-6SW／8SW／10SW(完売)」は、モデル表記「W」が示すように、従来のシリーズより大径（Wide）ガイドを搭載したモデルです。

まず、「W」シリーズ3本の中核モデル「MX-8SW」をご紹介していきます！

DearMonster "MX-8SW" ショア・オフショア問わず“楽しく釣りができる範囲”での究極的な汎用性。

Length：7’4”ft／7’10”ft（替え穂付属）
Power：ヘビー
Action：レギュラーファースト
Cast Lure capa：30~80g
Line capa：~PE5号
Leader capa：~100lb
Weight：260g
継数：7pc＋替穂
仕舞寸法：50cm
トップガイド：12mm
リールフット以下：44cm

MXシリーズの中核モデルとして位置づけられる 「MX-8SW」

このロッドに求めたテーマはとてもシンプルで、
ショアでもオフショアでも、“楽しく釣りができる範囲”をとことん広げること。

超コンパクトな仕舞寸法ゆえ、リュックにこの剛腕なロッドを気軽にポンってしまい込んで旅に出れる。最高じゃないですか！

ベースとなっているのは、小笠原群島など遠征派ソルトアングラーの定番ロッドとして知られる 「MX-9S」のブランクス。MXシリーズ共通径の中でも“4ピース最強クラス”と呼べるブランクスを採用しています。

開発テスト段階から存在していた、やや無理やり感のある大径ガイドセッティング。
これをそのまま妥協せずガイド間隔を最適化するために、ブランクス長を微調整（ほんのり短め）にすることで、ついに製品化へ。
結果として、投げやすさ・扱いやすさ・ライン放出の気持ち良さがしっかりまとまった1本に仕上がっています！

想定ラインは PE4号が基準、最大で5号まで。
ターゲットとして“いちばん楽しいゾーン”なのは、北海道でしたら、ブリやシイラ。他にもカッポレ、カスミアジ、タマン、カマスサワラ、バラクーダなど。
しっかり曲がって、しっかり獲れる！まさに「釣って楽しい」パックロッドに仕上がっています。

とはいえ、このMX-8SW、ただの万能ロッドでは終わりません！

MGXシリーズの 「GIGAS」 が本領を発揮するマグロ、GT、ヒラマサといった超大型魚に対しても、使用ルアーが小さいケースであれば選択肢に入る、しっかり“闘いの土俵に立てる”ブランクスパワーを秘めています。

守備範囲は広く、けれど芯はブレない。
MX-8SWは、「今日は何が釣れるかわからない」そんなフィールドにこそ連れ出したくなる、頼れる相棒です。

もしもの時に替穂が標準付属となっているのも大きなポイントですね！

次にご紹介するのは、「W」シリーズ3本、うち最短モデル「MX-6SW」。

バーチカル（ジギング）適性を軸にしつつも、キャスティング性能を諦めない“ニ刀流”「MX-6SW」

Length：6’3”ft
Power：ミデイアムヘビー
Action：レギュラーファースト
Cast Lure capa：7~30g
Jig Lure capa：~200g
Line capa：~PE3号
Leader capa：~60lb
Weight：195g
継数：5pc
仕舞寸法：50cm
トップガイド：8mm
リールフット以下：39cm&47cm

最短モデルとなる 「MX-6SW」“バーチカルもキャスティングどっちも本気で楽しめる一本”

設計の軸に据えたのはジギングを中心としたバーチカルゲーム。でも、そこでキャスト性能を犠牲にするのは違うだろう…ということで、いわば二刀流ロッドとして仕上がっているのがこの「MX-6SW」。

ブランクスは、ベイト・ショートロッドの中核モデル 「MX-6+」 をベースに、細部を見直し最適化。
通常はアップロックセッティングですが、入れ替えによってダウンロックに変更すれば、よりバーチカル寄りの操作感へ可変できるのもポイントです。

想定するラインは PE1.5〜2号 を中心に、最大 PE3号 まで。
（〜300g）ウエイトのジグにも余裕で対応しますし、北海道でしたらシイラやブリ、鮭などに楽しめるロッドではないでしょうか！

突然沸き起こるナブラに対しては、15g前後のミノーをキレ良くジャークできるティップと、ブランクス全体の弾性をしっかり確保。
重たい釣りから軽快なキャストまで、守備範囲の広さはかなりのものです。

時には、想定外の…いや、トンデモナイ魚が掛かってしまう。
そんなフィールドでこそ真価を発揮するシリーズの中では、“闘える最もライトなスピニングロッド”それが MX-6SW です。

店頭にてどちらのモデルも展示していますのでぜひお手に取りご覧ください。

BLUE MARLINスタッフ　青木　誠