実績◎塘路湖のアメマス釣りにおすすめのルアーと釣果を出す4つのコツ

行くタイミング次第では誰でも「爆釣」の可能性がある夢のフィールド塘路湖。

僕も毎年良い思いをしている塘路湖のアメマス釣り。高実績ルアーや釣果を出すコツなど、釣具屋スタッフの多数の経験に基づき徹底解説します!

この記事を読めば、あなたもきっと爆釣間違いなし!?

2024年の釣果報告は以下の記事よりご覧ください!

>>【塘路湖 アメマス】2024年シーズン開幕!幻の魚も上がった?!

>>【塘路湖アメマス2024】ミノーイングが最高に楽しい!

塘路湖の釣りで押さえておきたいポイント

ここでは釣れる時期や、どんなタックルを使用するかなど徹底解説します。

また塘路湖は遊魚券が必要な釣り場なので、遊魚券を購入できるスポットも合わせてご紹介!

釣れる時期は解氷直後

塘路湖では、湖の氷が溶けて無くなった直後が最大のチャンスとなります。

氷の下でジッとしていたアメマス達が一気に捕食モードに入り、ルアーの反応がとても良くなるのです!

塘路湖は1〜3月上旬頃まで完全結氷する湖です。この時期はワカサギ釣りで毎年氷上は大賑わい。

ワカサギ釣りが終了となる3月10日以降は、解氷情報を常にチェックするのが良いでしょう。

例年なら、4月の上旬には解氷が進みアメマス釣りが可能になります。

とはいえ、3月末頃からアメマス釣りができる年もあり、その年の気温によってややバラツキがあります。

解氷状況はレイクサイドとうろさんのX(旧:Twitter)にて定期的に更新されていますので毎日欠かさずにチェックしましょう!

遊漁券の購入が必須

塘路湖でのアメマス釣りには遊漁券(大人1日1,000円)が必要になります。

遊漁券は元村ハウスぱる(営業9:00〜17:00)で購入するか、現地に集金に回られた漁協係員にお支払しましょう。


釧路の釣具屋「ランカーズ釧路」さんでも購入が可能です。お買い物ついでに買えるのは非常にありがたいですね!

ロッドの長さとリールの番手

塘路湖でオススメのロッドの長さは「6〜7ft」クラス。

塘路湖は全体的に手前にブレイク(駆け上がり)があるのでかなり手前でヒットすることも珍しくありません。

沖目でのヒットもあるのですが、手前の回遊コースを7ft前後のロッドで手返しよく打っていくと効率が上がるのです。

リールは2500〜3000番クラスがオススメとなります。

ギア比はHGかXGが良いでしょう。

ラインはPEラインの0.8〜1号がオススメです。ショックリーダーはフロロ12lb前後でOKです。

ロッドパワーはMやML

使用するルアーが10g前後がメインであること、釣れる魚のアベレージが40cm前後であることから、ロッドパワーはM(ミディアム)かML(ミディアムライト)がベストです。

ロッドにパワーがありすぎると貴重なバイトを弾いてしまったり、ファイト中にバレる可能性が高くなってしまいます。

ベイトタックルも選択肢

僕がお店でよく聞かれる質問があります。

「塘路湖はベイトタックルでも釣果を上げることはできますか?」答えはYES!

サーフの釣りのように大遠投をしなくても釣れることから、ベイト初心者の方でもイージーに釣果を出せる確率が高いフィールドなのです!

いい日に当たると足元でバイトしてくることも少なくないため、むしろベイトタックルの手返しの良さが釣果に直結することもよくあります。

塘路湖の釣りで必須級のルアー5選

ここでは、塘路湖の釣りで絶対に持っておきたいルアーを紹介します。

すべて僕が使って実績の出たルアーなので、ぜひ参考にしてください!

ssylabel(シーレーベル) | Provia(プロビア)

塘路湖のアメマス釣りで絶対に欠かせないスプーン!朝イチのチャンスタイム、釣れない時間帯どんな時でも活躍してくれる最強のスプーンです。

使い方は緩急を付けたストップ&ゴーがオススメです。

ストップを入れてフォールさせると「ゴンっ」と明確なバイトが出ます。プロビアはほとんどフォール中にアタリが集中するので覚えておきましょう。

プロビアは別名「スライドスプーン」と呼ばれており、止めるとバックスライドする特殊なスプーン。

その性質上、止める際にラインスラッグを出すとバックスライドアクションが綺麗に出るので、糸を上手くたるませるのがコツです。

オススメカラーはアカキンやチャートなどのアピールカラー。

魚がスレている状況ではワカサギなどのベイトフィッシュカラーも有効となります。

オススメウエイトは10g・12g・14g。

ベタ凪の状況では軽めの10〜12gを、風があってコントロールしにくい場合は14gを使用しましょう。

>>プロビアの詳細はこちらから

クマタニトラスト | Sublime Spoon(サブライムスプーン)

僕が絶大な信頼を置いている大注目のスプーン。

投げて巻くだけで誰でも手堅い釣果が得られる湖専用設計のスプーンです。

「9g・12g・15g」と3つのウエイトがあり、様々な状況に対応することができます。
オススメカラーは赤金やUVシャインヤマメ、UVベリーズワカサギ。

いずれもUV(紫外線発光)のため、濁っている塘路湖で抜群にアピールができます。

意外に無塗装のシルバーも好実績です。僕もよく使用するカラーです!

また少量生産のため、取り扱い店舗も少ないため希少価値も高めです。

サブライムスプーンシェル9g >>詳細はこちらから

サブライムスプーン12g >>詳細はこちらから

サブライムスプーン15g >>詳細はこちらから

FIELD HUNTER(フィールドハンター) | DEVELOP SHELL(デベロップシェル)

北海道のアングラーなら誰もが一度は使ったことのある超メジャーなスプーン。
発売されてからかなりの年数が経過していますが、今もなお最前線にいる色褪せないスプーンです。

長年愛されている理由は使いやすさとクオリティの高さ。

基本操作は投げて巻くだけ。難しいアクションは必要なく、巻くだけでしっかり泳いでくれます。

綺麗に仕上げられたアワビ貼りは、水が濁っている塘路湖でも抜群にアピールしてくれます。

ハイクオリティなのに価格も抑えられているのが嬉しいポイントですね!

カラーもウエイトも非常に豊富で様々なシチュエーションに対応できる万能スプーンです。

>>デベロップシェルの詳細はこちらから

SHIMANO(シマノ) | Trident(トライデント)

超デッドスローに巻けるシンキングペンシル。湖のトラウト狙いでは鉄板のシンキングペンシルです。

塘路湖のような手前でのヒットが多い場所では、90S(10g)が断然オススメとなります。

風が強い時や沖目で魚が跳ねている場合は、115S(20g)も選択肢に入れると良いでしょう。

また2024年にウインドリップスティック90Sというモデルが新たに発売となりました。

これはトライデント90Sをベースにトラウト狙いに特化したカラーに仕上げたルアーです。

僕もこのルアーで洞爺湖で67cmのビッグレインボーをキャッチすることのできた大好きなルアーです!

トライデント90S >>詳細はこちらから

トライデント115S >>詳細はこちらから

ウインドリップスティック90S >>詳細はこちらから

d-3 Custom Lure’s | Joint Dahlia 80S

川でも湖でも実績大の名作ダリアのジョイントモデル。ただ巻きで艶かしく泳いでくれてバイトを得ることができます。

ストップ&ゴーや弱めのトゥイッチングも非常に効果的です。強めのアクションを入れるとフックがルアーに絡むことがあるので優しめのアクションを心掛けましょう。

10gあるので飛距離も出るので広範囲をサーチしやすいです。

>>ジョイントダリアの詳細はこちらから

塘路湖で使いたいおすすめロッド

ここからは、塘路湖で使いたいおすすめのロッドを紹介していきます。

どんなロッドを使っていいかわからない、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

d-3 Custom Lure’s | Blakison BKT-706M-4

2024年に発売されたばかりのNEWモデル。

5gに満たない小型ミノーから20g程度のメタルジグまで、これ1本でなんでも扱うことのできる万能スピニングロッドです。

ルアーの操作性の良さ、魚が掛かると良く曲がりバレづらいブランク、遠投しやすいロングディスタンス仕様のリアグリップ。どれをとっても塘路湖に最適な1本です。

4本継で携帯性に優れており、専用のカッコいいセミハードロッドケースが付属しているのも魅力の1つです。

>>Blakison BKT-706M-4の詳細はこちらから

SHIMANO | 24 TROUT ONE S76ML

こちらも2024年にモデルチェンジしたばかりのシマノの最新作。

2万円台前半とは思えない美しい仕上がりで非常にコスパに優れています。5〜26gの幅広いルアーが扱えるのも魅力の1つです。

湖の釣りだけではなく、本流のニジマス・アメマス狙いでも活躍間違いなしのオススメの1本です!

>>24トラウトワンの詳細はこちらから

Fishman | Beams LOWER 7.3L

スタッフ西川も超愛用しているマジでオススメの1本!

軽く振るだけでバットからグニャリと曲がり、誰でも簡単に飛距離を出すことのできるロッドです。

10g前後のスプーンやミノーを気持ちよく飛ばすことができます。

魚が掛かるとムチのようなブランクがバラシを軽減。常にロッドが魚に追従してくれるので、ムダに暴れることなく難なくキャッチすることができます。

それでいて、しっかりバットパワーがあるので、70〜80cmクラスのアメマスが掛かっても安心してファイトできる夢のようなベイトロッドです!

>>ローワー73Lの詳細はこちらから

Fishman | Beams CRAWLA 8.3L+

ルアーの操作性や飛距離を求める方にオススメのモデル。

ファストテーパーのブランクはミノーのトゥイッチングやジャーク、スプーンのリフト&フォールなどの操作が非常に行いやすく、攻めの釣りをしたい方にオススメです!

1ozクラスのメタルジグも振り抜くことができるので、ソルトでの使用もOK。

屈斜路湖のような遠投必須のフィールドでも相性抜群です。

>>クローラ83L+の詳細はこちらから

塘路湖で釣果を出す4つのコツ

ここでは塘路湖で釣果をより伸ばすポイントを4つご紹介!

これらを意識するだけで釣果が2倍にも3倍にもなるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください。

1.ブレイクを重点的に狙う

塘路湖のアメマスはブレイク(駆け上がり)に沿って群れで回遊しています。

塘路湖のブレイクは岸の近くに点在していることが多く、足元で釣れることが多いフィールドです。

沖の回遊狙いももちろん有効ですが、10g前後の軽めのスプーンで狙っていくスタイルが、効率よく釣果を伸ばすことができます。

2.スプーン主体の釣り

塘路湖のメインルアーは10g前後のスプーンです。

なぜなら塘路湖では、スプーンでの釣りが1番効率が良く、実績も出ているため。

まずは基本に忠実にキャストしてタダ巻きで狙ってきます。タダ巻きに反応が無ければストップ&ゴーやボトムバンプなどが有効です。

塘路湖で実績のあるスプーンは「塘路湖の釣りで必須級のルアー5選」にて紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみて下さい!

3.長い時間ルアーを魚に見せる

魚に長い時間ルアーを見せることでヒット率がグンと上がります。

そうすることで、魚がルアーに興味本位でじゃれついてきたり、威嚇行動で口を使ったりしてくるためです。

長い時間ルアーを見せたい時、スプーンに敵うルアーはありません。

たとえばブレイク付近に差し掛かったら、「ストップ&ゴー」で誘い、ストップの時間を長めに取るのも1つの手段です。

その時の魚の活性に合わせて色々と試してみましょう。

4.ウェーディングは極力しない

釣れない時ほど沖目を狙いたくなり、前に前へとウェーディングをしてしまう人も多いのではないでしょうか。実を言うと、僕もその内の1人でした(汗)

しかし、そのウェーディングをしてしまうと、釣果につながる機会を逃してしまう可能性があります。

なぜならウェーディングは、手前のブレイク付近を回遊しているアメマスの群れを散らしてしまう可能性が高いからです。

釣れない時ほどウェーディングしたい気持ちをグッと堪えて、アメマスが回遊してくるのを待ちましょう。

アメマスは塘路湖全域をエサであるワカサギを求めグルグル回遊しています。信じて投げ続けていれば必ず群れに当たります!

朝イチは特にアメマスが岸寄りをする時間帯ですのでウェーディングせずに岸から狙うのがオススメです。

釣り人が水に入った音でアメマスが警戒することもあるので、慎重にアプローチしましょう。

塘路湖の釣りのポイント

ここでは、初めて塘路湖に行く人や、久しぶりに塘路湖に行く人に向けて、釣りのポイントを紹介していきます。

キャンプ場前(オススメ度:★★★)

塘路元村キャンプ場の目の前にある塘路湖で最もメジャーなポイントです。

駐車スペースも広いためエントリーがしやすく、くわえて魚影が濃いことからシーズンになると釣り人で賑わいます。

遠浅のポイントではありますが、アメマスが手前のブレイクを回遊することが多いポイント。

特に朝イチの時間帯は極力ウェーディングはせず、慎重にアプローチしてみましょう。

ちなみにプロビア12〜14gの実績が非常に高いポイントです。

林道 (オススメ度:★★☆)

林道側にもポイントが数多く存在します。

人気ポイントは、アメマスの回遊が多いとされる岬上に張り出しているポイントです。

僕が通ってみて思ったのは、林道側に「ハイシーズンは絶対にここだ!」というポイントはに存在しないこと。

車の駐車スペースが限られているため、空いている場所にエントリーすれば魚は高確率で回遊してきます。

林道側のポイントは水中の障害物が多いことから、軽めのスプーンが有効です。
たとえばサブライムスプーンの9g・12gがオススメ。表層を漂わすように巻いてくるのがポイントとなります。

インレット周辺(オススメ度:★★☆)

塘路湖にはインレット(川の流れ込み)が数多く存在します。

水が常に動いていることからベイトが溜まりやすく、それを捕食しに多くのアメマス回遊してきます。

ベイトやアメマスを散らさないためにも不用意なウェーディングは避けましょう。

インレット周辺ではシンキングペンシルやミノーが有効になります。

ワカサギが逃げ惑うようなアクションをイメージしてトゥイッチングや緩急をつけた誘いが有効になる場合が多いです。

塘路湖の釣りの注意点

塘路湖で安全に楽しく釣りができるように注意点をまとめてみました。

皆さんで気持ちよく釣りができる環境を整えていきましょう!

遊漁券

塘路湖でアメマス釣りをする場合は遊漁券(大人1日1,000円)が必須となります。

遊漁券は元村ハウスぱる(営業9:00〜17:00)で購入するか、現地に集金に回られた漁協係員にお支払しましょう。

釧路の釣具屋「ランカーズ釧路」さんでも購入が可能です。

特に林道側のポイントは熊の生息地の為、細心の注意が必要です。

林道側にエントリーする際は1人で立ち入らないようにしましょう。また、熊スプレーや熊鈴は必須アイテムです。

釣り場では煮炊きやカップラーメンなどは避けましょう。食べ物の臭いは熊を誘発する原因になってしまいます。

一般の方のボートやフローターはNG

塘路湖は基本的にオカッパリの釣りになります。ボートやフローターでの釣りは安全上使用が禁止となっています。

よくある質問

塘路湖でイトウは釣れますか?

基本的にアメマスがメインの湖ではありますが、イトウが釣れる可能性もゼロではありません。

過去には1mを超える巨大イトウも釣れていますので、通っていればチャンスが訪れるかもしれませんね!

遊漁券を購入できる「元村ハウスぱる」さんに、過去に釣れた巨大イトウの剥製が展示されているのでぜひチェックしてみて下さい!

塘路湖の解禁日はいつですか?

毎年決まった解禁日はなく、解氷と同時に解禁となります。

4月下旬頃と言われていますが、近年温暖化の影響か暖かい日が多く、解氷するのが年々早まっている傾向があります。

釧路湿原アウトドアツアーガイド「レイクサイドとうろ」さんのX(旧:Twitter)にて定期的に更新されていますので毎日欠かさずにチェックしましょう!

まとめ

1日で2ケタ釣果も珍しくなく、大型サイズも上がる夢のフィールド塘路湖。

タイミングが良ければ色々なルアーに反応があってとても楽しい釣りができます。

湖の釣りが苦手な方でも比較的イージーに釣れることが多い水見なので、この春はぜひ、塘路湖のアメマス釣りに皆様でチャレンジしてみて下さい!

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