【SHIMANO 23NESSA LIMITED】シマノの最高峰サーフゲームロッドが5年ぶりにフルリニューアル!

いつもブログをご覧頂きありがとうございます!ブルーマリンスタッフの青木です。

シマノのサーフフィッシングブランドと言えば【NESSA】”ネッサ“。その”ネッサ”から最新のフラグシップモデルが入荷!

“ネッサ”といえばヒラメゲームのイメージが大きいですが、サーフでの海サクラマスにもドンピシャのロッドなので是非最後までご覧ください!

当店には”ネッサ リミテッド”3機種の入荷となります。オンラインショップからもご購入できますのでチェックしてみてください!

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23NESSA LIMITED

ネッサシリーズは4つのグレードの”ネッサ“があります。今回、ご紹介するのは“ネッサ“の中でも最高峰モデル、【23ネッサ リミテッド】をご紹介していきます!

ネッサ リミテッドの歴史

サーフのヒラメゲームといえばこの方、インストラクターの【堀田 光哉】さん。

ネッサというブランドの立ち上げから様々な製品に関わってきたのですが、いつも感心させられるのが、ネッサとして生み出される製品は常に時代の最先端なのです。

ロッドで言うなら「ネッサエクスチューン」や「ネッサXR」に「ネッサBB」があり、コンセプトに応じた違いこそありますが、そこに用いられるテクノロジーや設計はやはり最先端。

これはサーフフィッシングを世に広めたネッサというブランドが、このカテゴリーにおいていかにスタンダードになっているかを表しており、とても素晴らしいことだと思っています。

これまでの背景を考えると、なかなかこの釣りのイメージが認知されない中での苦労や葛藤はたくさんありましたが、今回の「ネッサリミテッド」で、ついにここまで来たんだなという強い誇りを感じています。

私が思う良いロッドというのは、遠投が必須のサーフにおいてシーバス用ルアーよりも少し重ための自重となるルアー達を意のままに操れること。

それも難しいテクニックではなく、できるだけ多くの人が簡単に感じられるようにすることが大切で、無理なくルアーを使いこなしてこそ、自然と釣果に結びつきやすくなると考えています。今回の「ネッサリミテッド」は、数あるロッドの中でもその性能を最も高い次元で体感できるロッドです。まさに次世代のサーフロッドとして生まれ変わったような感覚があります。その違いはぜひ皆さんの手で確かめてみてください。

拘りのフルXガイドセッティングよりストレスフリーなキャスト、圧倒的な遠投性能、最高レベルの感度の実現へ。

ブランクスの性能を最大限に引き出すためにガイドが果たす役割は大きい。ガイドをすべてにおいて自社でこだわり抜くことはすなわち、ブランクス性能を飛躍的に向上させることに繋がる。

そのため、ネッサリミテッドにおいても、シマノ独自の「フルXガイド」がロッド全体の機能にもたらす効果は大きい。ガイドはトップガイドからバットガイドまで、ガイド位置によって求められる要素が変化する。

Xガイドではその要素を最も効率よく実現する軽量化を実行。また、パワーランクごとに求められるリングサイズまでも再定義し、既存ガイドでは実現が困難であった適正化を実行。

この軽量化・適正化により、ロッドレングスを従来比でロングロッド化に成功し、ショートレングスのシャープな振り感がロングレングスでも実感できる機能を備えた。

サーフシーンにおけるライントラブルの解消

フルXガイドはサーフシーンにおけるライントラブルの解消にも挑戦しています!

まず、サーフというフィールドを振り返ってみると風にさらされるシーンが多いのではないでしょうか。

特に左右から吹く横風はキャスト時のラインを大きく膨らませ、バックラッシュやPEに結びコブができるPE団子等のライントラブルを誘発させる。特段、スピニングリールはラインが螺旋状に放出されるため、この螺旋の膨らみをしっかり押さえることはライントラブルの解消の第一歩です。

ネッサリミテッドでは元ガイドに糸の整流化を促す独自のハイフレーム形状の「タッチフリーチタン」を採用。

PEライン1〜3号をメインに想定した際に適正なガイド口径を検証したこのガイドによりもっとも糸がバタつくシーンを抑える役割を与えた。

また、キャスト時のティップ絡みを解消する取り組み

PEをメインラインとした際に穂先側のライントラブルの解消にも着目しています。ティップ絡みの原因はリーダー、ノット、PEラインの太さにギャップがあり、これがガイドを抜ける際に失速し、後ろのPEラインが前のリーダー・ノットを追い越すことで糸フケを発生させることがあります。

この現象を防ぐにはティップ側のガイドの間隔を詰め、短くすることが重要となります。このティップ部に採用したのは、シマノ独自の3Dチタン。冷間鍛造で強度を確保しながら、段差やエッジをなくした設計と適切な傾斜角度により、ライントラブルの軽減とスムーズな糸抜けの両立が可能です。

もちろんティップ側のガイドを適正配置したことにより、従来では発生していた先重りに関してもガイド単体の自重を軽く設計しているため、重量の増加を防いでおり、使用感のみが向上。

サーフアングラーのストレスになっていた、ロングレングスサーフロッドでのティップ絡みの煩わしさの解消に大きく貢献してくれるでしょう!

サーフに求められるロッドアクションを達成するための並継3ピース等長設計

#1 ティップセクション

ティップは細く、つぶれにくい反面、ネジレに弱い。そのため、ネジレに強い強化構造であるハイパワーXのみを採用。ブランクス最外層をカーボンテープでX状に強化することで、キャスト・操作時などのあらゆるブレやパワーロスを大幅に抑制。感度や繊細さを研ぎ澄ませながら、軽さの両立も重視しています!

#2 ベリーセクション

ティップで捉えたアタリをバットへスムーズに伝達する役割を担い負荷が大きくなる部分であるため、パワーロスを抑制できる「ハイパワーX」とつぶれに強い基本構造である「スパイラルXコア」を採用しています。

#3メインブランクスセクション

あらゆる動作において特に負荷が大きくなるため、ネジレとつぶれの両方を強化するため「ハイパワーX」と「スパイラルXコア」を採用。

高負荷が続くキャスト時やパワーファイトを求められるシーンにおいて、ネジレやつぶれに対する抑制力は必須で、カーボン素材も高弾性を使用。ブランクスの性能を最大限に引き出しています。

#3 グリップ部

太径でねじれにくいグリップ部分は軽さを重視した設計を採用。基本構造であるスパイラルXコアのみで必要以上の重量増を防ぎながら、つぶれに対して強化を図っています。

リミテッドの名にふさわしい美しさと性能

カーボンシェルグリップがもたらす高い感度は、手にもっとも近い。

グリップ部の中空構造により生み出される。ボトムの変化や潮流などの変化を認識する上で、高感度化はアングラーへ多くのメリットを生み出します。しかし、その反面で設計面で生じるのは強度確保の難易度。特に10ftを超えるレングスに加え、フラットフィッシュだけでなく、青物もターゲットとなるサーフにおいても安心して使える強度を確保できるように開発しなければなりません。

高強度を実現するためにこだわったのが、内部に使用される各パーツの組み合わせ方である。内部パーツの軸や軸受けの構造、実釣時に掛かる負荷を何パターンも想定した中でのトライ&エラーを繰り返した設計。延べ10パターン以上のカーボンシェルグリップのサンプルの比較検証によって、強度と感度を両立できるモデルを採用することが可能になりました。

求めた実釣性能に技術で応えるハイレゾ構造のカーボンモノコックグリップ

「カーボンモノコックグリップ」で重要なのが、薄肉でありながら強度を保つということ。

中空構造となっているので、強度を出すために厚みをもたせると、今度は感度がそれに応じて悪くなっていく。そこでシマノでは、これまで積み上げてきたノウハウを活かしながら、素材や構造を見直して最適な設計を追求した。このグリップには、加工の難しいカーボン素材を、機能を損なわず実用性とデザインも両立させるという、高い技術がふんだんに盛り込まれています。

従来のネッサリミテッドではラウンド形状のカーボンモノコックを採用していたが生まれ変わったネッサリミテッドでは多面体のカーボンモノコックを採用。これにより、キャスト時の引手の力が分散することを防ぎ、キャスト時の動作やグリップに伝わる力が横方向へ逃げることを抑え、キャスト時のルアーの方向性を確保。またリトリーブ時の脇挟みのホールド性能も向上することに成功。サーフシーンにおける実釣性能がカーボンモノコックを進化させます!

まとめ

いかがだったでしょうか?私も実際に手に取ってみましたが、軽い!軽すぎる!

10フィートを超える竿とは思えない軽さとバランスの良さ。道東エリアでは海サクラマス釣りにも最高のロッドだと思います!そしてリミテッド感がビンビン伝わる美しい外観がたまりません。

5年振りのフルリニューアルを遂げたネッサリミテッド。店頭でも展示していますので是非チェックしてみてください!

BLUE MARLIN スタッフ 青木 誠

道東の釣りならブルーマリン

ブルーマリン

北海道網走郡美幌にある釣具店のブルーマリンです。
超現場主機者のスタッフによる日々の釣果報告から、ショップからのおすすめ情報・イベント情報や、北海道の魚釣りの魅力も交えながらお届けします!

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