羅臼のサクラマスジギングが熱い!おすすめジグや釣果を出すコツ

この記事では、羅臼のサクラマスジギングで鉄板のおすすめジグを、釣具屋店員がランキング形式で紹介!

また、羅臼サクラマスジギングのポイントや注意点についても幅広く解説しています。羅臼のサクラマスジギングに興味のある方や、これから挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。

これさえあれば手堅い釣果を得られる!?

羅臼サクラマスジギングには間違いなくこれ!

記事の後半で詳しく解説していますのでチェックしてみて下さい!

羅臼サクラマスジギングとは?

ここ数年で一気に火が付いた話題のフィールド羅臼。

  • ハイシーズンはなんと12月〜2月?!
  • サクラマスの数釣りができる?!
  • 更にキングサーモンが狙って釣れる?!

ここでは、魅力だらけの羅臼サクラマスジギングについて、基本的な内容を見ていきましょう!

羅臼サクラマスジギングの魅力

サクラマスの数釣りができること。もちろん日によってムラはありますが、12月末〜1月末までは、それほど難しくなくサクラマスを釣ることができます。

良い日に当たれば1人20本オーバーも夢ではありません!それだけ羅臼のサクラマスは魚影が濃いのです。僕も飽きるくらい釣れたことが過去に数回あります。

釣れる時期

ハイシーズンは真冬の12月〜2月いっぱい位まで。2月の中旬頃から流氷が接岸し始め、日によっては出船ができない場合も珍しくありません。

当日の風向きによっては、流氷が沖に流され出船ができる場合もあります。この時期は船長と要相談ですね。

つまり、流氷のリスクがなく、魚影が濃いとされている12月末から1月いっぱいが狙い目となります。

一般的なサクラマスジギングとの違いは?

両者に大きな違いはありませんが、日によってサクラマスのタナが極端に変わる場合があります。

昨日までは10〜20mでヒットしていたのに当日は50〜80mに魚がいる…なんてことが多々ありますので、様々なウエイトのジグを持っていくのが良いでしょう。

そして、羅臼が他のフィールドと違うのはキングサーモンが釣れること。

確率は非常に低いですが、狙ってキングサーモンを釣ることができる夢のフィールドなのです!

2024年12月15日(日)にYouTubeを一緒に運営している相棒、ひりゅうが自身2本目となる羅臼キングサーモンをキャッチ!!

なんて神々しいんだ・・・こんな魚が狙って釣ることができなんて、羅臼というフィールドには本当に夢しかない!!

1シーズンで10本近くのキングサーモンが釣れた年もあったので、狙ってみる価値は存分にありますね!

釣具屋が厳選!鉄板のジグランキングTOP5

ここでは僕が羅臼サクラマスジギングに通い込んで、毎回安定した釣果が出たジグをランキング形式で紹介していきます!

1位:猛者 MOSA+F 150g|Sammys(サミーズ)

今やプレミアム価格が付くほど入手困難になっている、人気絶頂のサクラマスジギング専用のジグです。

なぜここまで人気なのか。それはとにかくサクラマスが釣れるからです。

「他のジグに反応がない時でも、猛者に変えた途端釣れた!」なんて事も多々あるジグ。

オススメカラーは僕が考案させて頂いた当店のオリカラ。表面がフルピンク、裏面が全面ブラックシェルのスペシャルカラー。

渋い時でもサクラマスが口を使ってくれるカラーに仕上げました。

ジグをシャクリ上げた時にバイトが多い状況。猛者が効果的なのはそういったときです。

フォールより、上げを意識して使うとより多くの釣果を得ることができます。

手に入れることができた際は、必ずボックスに忍ばせておきましょう!

2位:ナマラジグ150g/175g|EzoHachi(エゾハチ)

元祖サクラマスジギングのジグと言っても過言ではない激釣れジグです。誰もが一度はサクラマスジギングで良い思いをしたことがあるでしょう!

今季のオススメカラーは”メロンゼブラ/グロードット”。羅臼サクラマスジギングでは特に反応の良いアピールカラーです!

この他にもナチュラル系の”ブルーピンクヘッド”や渋い時でも反応を得られるジンベイザメカラー”などがオススメ。

ナマラジグは状況問わず活躍してくれます。特徴である綺麗な水平フォールがサクラマスを魅了します。

朝イチのチャンスタイムはもちろん、状況がわからない時のサーチベイトとしても非常に有効です。

何を使おうか迷ったときは、とりあえずナマラジグを結んでおけば間違いないでしょう!

ウエイトは150g・175gがオススメ。浅いタナでヒットが多い場合は150g、潮の流れが早かったり深いタナでのヒットが多い場合は175gを結んでみてはいかかでしょうか。

3位:ムラマサ3S 150g | SMITH(スミス)

引き抵抗が少なくビギナーの方からベテランの方まで誰もが満足のいく使い心地。そして安定した釣果をもたらしてくれる実績と信頼のジグです。

ムラマサ3Sのすごいところは至るところにバイトチャンスがあること。

フォール中・シャクリ上げ時・フリーフォール中・回収中…常にヒットする確率があります。

それだけ泳ぐように緻密に設計されているのでしょうね。本当に凄いと思ったジグです。
カラーは圧倒的に”チョコミントゼブラ”がオススメ!

アピール力の高いブルーチャートとブラックが、上手く調和されている万能カラー。僕も毎年、チョコミントゼブラで良い思いをさせてもらっています。

ウエイトは150gがオススメです。僕自身いつも150gで釣果を出せていますので、ぜひお試し下さい!

4位:SIXSIDE|SHIMANO(シマノ)

6面フラットサイドボディが特徴のショート系ジグ。他のジグに比べて安価なのも嬉しいポイント。

SIXSIDEはいわゆるショート系のジグ。ゼミロング系のジグに反応が悪い時、シルエットを小さくしたい時に投入してみて下さい。

オススメのアクションはショートピッチで上げを意識した比較的早めの誘い。イワシなどの小魚が逃げ惑うような演出をすることができます。

スローなアクションに反応がない時に、ぜひ試してみて下さい!

オススメカラーは全体が紫で覆われている”Aパープル”。

意外と知られていませんが、パープル系はサクラマスに紫は非常に有効なカラーなんです!

周りが全く釣れていない時でも、1人勝ちできる可能性があるマル秘カラーなのです!

ウエイトは150gがオススメです。

5位:ナマラジグスローチューン|EzoHachi(エゾハチ)

こちらもショート系ジグのジャンル。ベイトが小さくて反応を得られない場合に活躍してくれます。

早めに小刻みにジャークしたり、ゆったりとフォールの時間を長く見せる誘いなど、このジグ1つで色々な誘い方ができるのが特徴です。

オススメカラーは”ジンベイグローゼブラ”

サクラマスがオキアミなどのマイクロベイトを捕食してくる時に有効なカラーです。

いわゆるブラックゼブラ系カラーはシルエットを小さく見せる役割があると言われています。

ウエイトは150gがオススメとなります。

羅臼サクラマスジギングのポイント

ここでは羅臼サクラマスジギングで手堅く釣果を出すためのコツを、スタッフ西川の実釣経験に基づきご紹介!

基本はゆったりめのワンピッチジャーク

羅臼に限らずサクラマスジギングはスローな誘いが有効です。

ゆったりとしたワンピッチジャークが基本となりますが、状況に応じてハーフピッチジャークやタナを細かく刻める1/4ジャークが有効な場合があります。

当日の魚の活性によって誘い方は異なるので、周りの釣れているアングラーさんのアクションを見て参考にしてみましょう!

釣れるタナが時間帯によって変わる

朝イチは10m前後で釣れていたのに、日が上ってから急に50m付近にバイトが集中し始めた…なんてことが多々あります。

こうなると自分1人でアタリを取っていくのが難しくなるので、船長の指示に従ったり、同船者とタナを共有するのが大切になってきます。

サクラマスジギングはある種のチーム戦なので、船長・同船者と上手く連携していくのがキーとなります。

カウンター付きリールは必須

「23mでヒットしたよ!」と言われてカウンターが付いていないリールでは、瞬時に23m付近に落とすことは困難です。

カウンター付きリールであれば即座に任意のレンジにジグを落とし、サクラマスの群れに直撃させることができます。

サクラマスは基本的に中層〜表層を回遊する魚で時間帯や日によって回遊するレンジがバラバラです。

カウンター付きリールを使っていればヒットしたレンジを共有することができ、必然的に釣果が伸びます。

2〜3mレンジがズレるだけで釣果がガクッと落ちるシビアな釣りですので、カウンター付きリールはもはや必須アイテムなのです。

アピールカラーが超必需品

羅臼サクラマスジギングは特にアピールカラーでの釣果が目立っています。

流行りのチャート系からショアでも実績の高いピンク系、ゼブラ系カラーもあるとなお良いでしょう。

こういったアピールカラーで反応を得られない場合もあるので、ブルピン系も持ち合わせて行くと更に抜け目がありません!

ジグは重たいのから軽いのまで用意

羅臼は日によって潮の流れがかなり違います。

全然動かない日もあれば、潮が早すぎて常にジグが流されてしまう…なんてことがよくあります。

潮が動かない日は軽めのジグ、潮が早いもしくは風が強く操作がしづらい場合は、重ためのジグがあるとより釣果が伸びます。

ほどよい引き抵抗を感じられるジグのウエイトを選ぶのが肝心です!

羅臼サクラマスジギングの注意点

ここでは羅臼で実際に釣りをする時の注意点をご紹介。

今のところルールは存在していませんが、資源保護の為の自主的ルールも記載してありますのでぜひチェックして下さいね!

とにかく寒い!防寒必須

羅臼サクラマスジギングはとにかく寒い!しっかりと防寒対策をしないと釣りどころではなくなってしまいます…(泣)

そこで!スタッフ西川が実際に使用して「これは良い!」と思った防寒グッズを紹介します!

自主的定数ルールあり(1人10匹まで)

羅臼サクラマスジギングはライセンス制度が設けられておらず、明確なルールが存在しないのが現状です。

「今後も末長くサクラマスジギングを楽しんでもらいたい」と、羅臼の船長達による「サクラマスは1日1人10匹まで」という自主的定数ルールが設けられました。

あくまで「自主的」なので強制力はありません。ですが、魚は限りある資源ですので、必要な分だけ持ち帰るというのは私としても大賛成です。

美味しく頂く分だけをキャッチし、後はリリースに努める。

些細なことかもしれませんが5年後10年後もこの釣りを楽しむためには必要なことに感じます。

サクラマスが大漁に釣れる羅臼というフィールドには、本当に感謝しかありませんね!

冬の根北峠は危ない…

羅臼に辿り着くまでの道のりが中々険しいんです…。

冬季期間は知床峠が通行止めになってしまいますので、北見周辺から羅臼に行く際は根北峠(こんぽくとうげ)を通ることになります。

この峠は雪が降る確率が非常に高く、運転に注意が必要です。

深夜の時間帯を走る際には除雪されていない可能性が高いので特に注意が必要です。

視界が悪い中、野生動物(鹿・野うさぎ)が飛び出してくる可能性もあるので、安全第一で走行しましょう。

防寒対策はこれでバッチリ!冬なのにジワっと汗ばむグッズを紹介

ジャッカル | フリースジャケット

このフリースをインナーとして着込んでみて下さい。
他社のフリースよりかなりモコモコなので最強に暖かいです。

気持ち大きめに作られているので、普段着ているサイズのワンサイズ下を選ぶと良いでしょう。

カラー2色展開。見た目もオシャレで普段使いでも全然OKです!

シマノ | GL-087W 防水グローブ エクストラホット

スタッフ西川が今まで一番、暖かいと断言できる最強の防水グローブです。

中綿がたくさん入っているので手がかじかむことはまずありません。

指先にタックルの操作感を損なわない工夫が施されているため、快適に釣りをすることができます。

防水グローブなので、水に手を突っ込んでも濡れないのも嬉しいポイントです!

パズデザイン|WPウィンターグローブ

防寒・防水のパズデザイン史上、最強のウインターグローブ

履き心地は業界No.1。ルアーチェンジなどの細かい作業もやりやすい絶妙な分厚さ。
かと言って、薄すぎないので保温性もバッチリなのが驚きのグローブです!

水に濡れると更に滑らなくなるハイブリット素材を採用。

魚の匂いが残りにくい素材を使っているので、基本は水洗いだけでOKです!

2024年の新製品ですが、これに出会ってしまったら他のグローブが使えなくなってしまう…?ほどオススメしたいアイテムです!

mazume | MZFW-807 ラフウォーター オールウェザースーツ

完全防水・完全防風のPU素材の上下セット。

風を通さないPU素材+中綿で寒さ知らずの最強防寒スーツです。

防寒着で困ったらこのオールウェザースーツを選んでおけば間違いありません!

価格も上下セットで2万円台とそこまで高くないのが嬉しいポイントです。様々なカラーがあるので選ぶのに困っちゃいますね!

まとめ

誰もが爆釣する可能性があるポテンシャルの高いフィールド羅臼。真冬の極寒の時期でも行く価値は大アリです。

そして我々アングラーの憧れ”キングサーモン”が釣れる可能性もあるので、これは行くしかありません!

ぜひ皆様も羅臼サクラマスジギングにチャレンジしてみて下さい!

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