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陸封型と降海型
 
 11月に入り、北海道はいよいよ冬色が濃くなってきました。朝の気温は毎日の様に氷点下を記録し、朝方は車のガラスはビッシリと凍結するようになりました。それでも日中は10度を超える日もあったのですが、来週からはいよいよ寒さも本格的になり、予想されている最高気温が2度、3度、いよいよをもって厳しい冬の始まりを感じさせられることになるでしょう。
 
 先日、店頭に一枚の写真が持ち込まれました。その写真は真赤に婚姻色でた64cmの魚で一見でレッドサーモンかと思われる魚のモノでした。最初は海外の釣りを楽しんで来たのかと思いましたが、話を聞くと北海道で釣ったとのこと。ちょっとビックリしたのですが、その可能性がある場所が道東にはあります。その河川の上流には大きな湖があり、海とその湖の間には人工的な障害物が無く、自由にその湖と海を魚が行き来できる環境にあります。レッドサーモンはその習性で上流部に多きな湖がありその湖に流れ込む支流でしか産卵しないとされております。。そして、その湖にはヒメマスが放流されていて、晩秋になるとあちこちで婚姻色の出たヒメマス(左写真)を見ることができます。ヒメマスという言葉を見てピンときた方もいるかと思いますが、そう、レッドサーモン(紅サケ)はヒメマスの降海型の魚です。と言うか、レッドサーモンが陸封された魚がヒメマスと言うことになります。
 
 基本的にサケ・マスの多くは陸封型と降海型がいます。サクラマス(ヤマメ)、サツキマス(アマゴ)、アメマス(イワナ)、ドリーバーデン(オショロコマ)、ヒメマス(レッドサーモン)など、日本の固有種でも殆どのマスが該当し、移入種ではスチールヘッド(ニジマス)、シートラウト(ブラウントラウト)、なども北海道の河川では確認されております。もともとサケ・マスは全ての魚が降海型だったと言われています。地球の温暖化や河川の変化で降海できなくなった魚が河川に留まるようになり、それらが陸封型として現存していると考えられています。今回持ち込まれた写真の魚も稚魚放流されたヒメマスか再生産された個体が川を下り海で育ち生まれ故郷の湖へと帰って来た個体ではないかと推測されます。実際、その河川ではレッドサーモンの遡上が確認されております。
 
 遡上魚の釣りが盛んな北海道だからこそ、この様な魚が釣れ写真に残るのだとは思いますが、それでも釣った方はある意味未知との遭遇だったことかと思われます。ブルーマリンでは北海道で釣りをされる方を心より応援致します。

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